小さな感動を何度も―感性が高まった日

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現在、時刻は17時すぎ。

1時間ほど前、買い物から帰ってきて自宅のベランダを目にしたとき、

ちょっとびっくりしちゃうほど、心が動くのを感じました。

大げさだけど、まるで奇跡みたいな光。

写真を撮ってぼーっとして。

窓をあけ、こどもたちの声や車が行き交う音を聞いて。

また写真を撮って、ぼんやり葉の影をみる。

まさか不意に感動する瞬間が訪れるとはおもわず、

偶然の景色に口をぽかんと開けて見惚れていました。


今日は特別な用事はなく、

唯一、夫が購入したバイクの料金を振り込むというミッションがありました。

自転車でのらりくらりと一駅分こいで、

最後は体力を持っていかれやや立ちこぎ気味。

朝

ATM、最寄り駅にあるとおもったら隣の駅だった。

くそ~案外遠いやないけ!と思っていたけれど、

近くにあったエクセルシオールカフェで読書してたら

「運動にもなったし良いカフェタイム過ごせてよかった!」

とすっかりこころ穏やかになりました。我ながら単純。

カフェで読んだのは松浦弥太郎さんの『伝わるちから』

素敵なことばがたくさんあって、手帳に書きながら読みました。

大切な人を思い浮かべて手紙を書くように。

大好きな人にラブレターを書くように。

文章を書く際、心がけていることは何かと聞かれた時、僕はいつもこう答えている。

(中略)

誰か一人のためにしか文章が書けない僕は、物書きとして相応しいのかどうかわからないが、今日も僕は手紙を書いている。

ひとつかふたつでも、僕自信で確かめた、あの日あの時、心が揺れたまばゆい瞬間が、どうかあなたに伝わりますように。

分かち合いたい、とてもいいことを。

あなたのために。

「はじめに」―『伝わるちから』松浦弥太郎著

ここの文章、「はじめに」の文章なのですが、とっても素敵じゃないですか?

あなたのために。

そのフレーズをみたときに、心がぼわっとあたたまるように小さく感動しました。

わたしも手紙はよく書くけれど、こうやって表に出す文章は特定の一人を思い浮かべて書いていないものも多くあります。

というか、自分のために書いている文章が多い。

松浦さんのことばを読んで、

わたしも誰か一人を頭に思い浮かべて、

この人にどうか伝わるように

そうやってことばを紡いでみよう、そう思いました。

読書を終えてカフェを出て、買い物して、

そして帰ってきたらさきほどの光景。

感動する瞬間が今日はたくさんあるな~ありがたぁ~

と思っていたら、また感動することがあって。

夏生さえりさん(web、シナリオライター、脚本家)のnoteを読んだんですよね。

実は昨日、最近わたしがこのブログを始めたこともあり、さえりさんが過去に更新していたブログを読んでいました。

すると今日、さえりさんがご自身のブログに触れる記事をnoteで更新されていて。

それもプチ感動だったんですけど、さらに内容がとっても心が動くもので。

気付いたら、さっきの奇跡みたいな光を浴びながら少し泣いていました。

朝

さえりさんがバレンシアに滞在していたときのお話。

どこに住めるとしても、ここがいい。|夏生さえり
一緒に仕事をしている人が、海外暮らしを始めるらしい。 パートナーと一緒に海外暮らしを計画して、念入りな下見に行き、いつか子を海外で育てるべく、まずは一年移住してみるのだと言っていた。早速家を引き払って出発までしばらく仮暮らしだと聞き、じつは私も25歳のころに家を引き払って2ヶ月間スペインに行ったことを話し「家がなくなる...

ぜひ、お時間ある方読んでみてくださいね。


今日はなんだか感性が高まるたくさんの感動があって、とっても彩りあるいい一日でした。

特別なことは起こらなくても、日常が小さな感動であふれると、それはそれで大きな幸せにつながるなぁ。

小さな感動を見つけられる自分でありたいと思います。

朝

今日も一日おつかれさまでした!

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