創作は心を癒す!つくることで、自分を救え🍳

自分を楽しむ

創作は、心を癒す。これはわたしがこの休職期間に得た学びの一つです。

先月上旬に「うつ状態」と診断されたわたし。仕事をお休みせざるを得なくなり休職期間へと入りました。

うつ状態のときって、外から見ると「ぼーっとしてる」「無気力」「疲れてる」という様に見られることが多いかもしれません。

わたしの場合は、一部正しくて、一部違う。

確かに疲れているし、気力も湧かない。でも、頭の中は過活動。考えることがやめられないんです。

頭の中を同じような考え(だいたい悪いこと)がぐるぐるぐるぐる堂々巡り。

朝

しんどい、辞めたい、でもさぼるわけにはいかない…

そして考えれば考えるほど徐々に悪い方向に考えてしまう。

朝

みんな頑張っているのに、わたしはなんてダメな人間なんだ。

できることなら悪いことなんか考えたくない。でも考えが止まらない。

そしてメンタルは地の底へ…。

幸いストレスの原因である仕事から離れることができたわたしは、現在は症状が残らずにメンタルを持ち直すことができました。

今はとっても元気。

でもお休みに入った直後はめちゃめちゃしんどかったです。

仕事をしなくても良いとはいえ、考え事が頭の中を駆け巡ることは止められない。

仕事から離れているのに、わたしの頭の中は仕事のことでいっぱいいっぱい。

そんな時にわたしを助けてくれたのが、「創作」です。

具体的に言うと、「書くこと」「絵を描くこと」「料理をすること」

創作なんて元気なときにしかできないのでは?と思われそうですが、何かを生み出すことはこの上なく心を救う。ゼッタイ。

わたしの経験をお伝えしますね。

書くこと

わたしがメンタル最不調期に最も勤しんでいた創作活動が「書くこと」。

頭の中を駆け巡る悪い考えたちをあえて正面から見つめて、文字に落とし込みました。

困っている日の記録。元気になった時のために。|朝
困った。 沈み切ったメンタル(何回目😭)がもうどう頑張っても浮上しにくい。 ここ最近で何回も落ちては上がりを繰り返し、次第に上がり切ったときの頂点が右肩下がりに緩やかに落ちていってる。 このままだと、あと何回か落ち切ると、上がらなくなるんじゃない? そんな気がするし いやいや、今まで色々あったのを乗り越えてきたんやし、...
困っている日の記録。2|朝
つらい気持ちを上司、ベテランの先輩に伝えた。 ラインでだけど。対面で伝える前に少しでも伝えておきたかった。書く方がなんとなくちゃんと伝えられる気がした。あといきなり面と向かって伝えるの、こわい。 上司には、明日出勤するって言った。でも、気持ちが崩れるきっかけになった患者さん、明日だけでも他の人にリハビリやってもらってほ...

意識的にそうした、というよりも、書かざるを得なかった。

自分を責める自分の声たちがしんどくて仕方なくて、文章にしてしまうことでしか耐えきれなかったのだと思います。

結果的に、書くことによってしんどい気持ちが可視化され、整理され、切り離され、ぐるぐると回る思考の海からなんとか出ることができました

そして、わたしを苦しめるだけの辛いできごとが一つのエッセイになった

いろんな人に読まれて、中には励ましてくれる人もいた。その事実もわたしの心を浮上させてくれました。

絵を描くこと

絵を描くこともしました。

絵を描くのって「何描こう?」の段階が一番しんどい。

できるだけ考えたくないわたしは描こうとしてやめる、を何度か繰り返しましたが、結局「このペンって色でるんか?」と試し描きをしたところから絵を描けました。

しんどいわたしが「絵」をかけた。しかも上手くはないけどなんか味がある。

自分の絵、わたしは好き。

自分が絵を生み出せたことにちょっと感動して、元気が出ました。

料理をすること

時間だけはたっぷりあるわたしは、自ら志願して毎晩のごはんを担当することにしました。(今まで夫と交代制だった)。

時間に追われていた今までとは違って、ゆっくりゆっくり丁寧に作ることができる。そしてできた料理を「おいしいおいしい」と2人で食べました。

箸ばらばらなのは気にしないで

自分が生み出した料理が、夫とわたしの栄養になったそして美味しくて心を満たしてくれた

その事実がわたしに自信をくれました。

創作は心を癒す

自分の手で何かを生み出すことは、自分の心を癒します。

「わたしが作ったんだ」という事実が、「何もできない自分」という自分のイメージから「できることがある自分」という水面まで自分を浮上させてくれます

これは、わたしだけじゃなくて様々な人が言ってること。

ライターの古賀さんは、自分で作ったカレーライスに救われたエピソードをnoteに書いてます。

1998年のカレーライス。|古賀史健
この文章は、日清オイリオとnoteで開催する「#元気をもらったあの食事」の参考作品として主催者の依頼により書いたものです。 勢いで口走った啖呵にしては、あまりにおおきな岐路だった。 仕切り板一枚を隔てただけの、ミーティングスペース。24歳のぼくは、勤め先の社長からかなり理不尽な理由で、長い叱責を受けていた。ぼくは間違っ...

脚本家・ライターのさえりさんは、ツイッターでこう言ってます。

創作は、心を癒すよ。

わたしだけの経験ではないから、みなさんもぜひ試してみてくださいね。

「創作は心を癒す」ということば、ちょっとしたお守りみたいに心に留めていてくれたら嬉しいです。

朝

今日も一日お疲れさまでした!

追伸:今日のわたしの創作↓

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